落雪による大変なこと

積雪した屋根から心配されること

雪の季節は身近にこんな危険が!

降雪量は、その年の気象状況等により刻々と変化するため予測することが不可能です。

そのため降雪地域においては、何時どこでも被害が起こる可能性が常にあります。

過去の経験で安易に安心をしていると、思わぬ場所で大きな被害が起こることもあります。人身事故や、大きな破損事故が起きた場合を想定し、今一度、自分たちのまわりは大丈夫かを考えてみることが必要です。

本製品購入前に悩んでいたこと(落雪ストップ購入者様対象アンケートより)

  • 屋根の下に車を置いていたため、雪が落ちないよう軒先の雪を落とすのが大変でした。また全ての雪を綺麗に落とせる訳ではないので、春近くにどうしても固まり雪が落ちてきたりして困っていました。
  • 隣の屋敷に落雪すること。車庫等に落雪するとトラブルが起きる。
  • 落雪で通行人にけがをされたらどうしようと、常に心配していました。雪のあるときは屋根ばかり仰いで見ていました。
  • 老齢(現在68才)になったため、軒先の雪を下ろすために屋根に上がるのが危険になったため。
  • 隣の家の敷地に落雪してしまい危ない思いをさせてしまった。
  • 屋根したのカーポートの屋根(及び玄関)に落雪があり、カーポートの樹脂製屋根を壊したり、それが車の屋根を直撃したこともあり、危険でした。また、ツララもでき、その解けた水たれも気になっていました。
  • 凍結がひどくてツララの大きいのができ、子供の通学路のため、子供の上に落ちてこないか心配でした。
  • 隣との通路が狭い為。
  • 裏の家の庭に雪が落ちる。
  • 屋根からの落雪によるけがの可能性があったため。

実際に起った雪害事例

軒樋の破損、落雪による軒の破損・外れ
樋の破損、樋の破損・カーポート被害の恐れ
テラスルーフの破損、サイクルポート屋根の破損
軒天井ウラの破損・シミ、雪止めアングルの外れ
屋根のサビ、積雪屋根からの落雪
どうしてこのような被害・事故が起きてしまうのか?

屋根における積雪と雪害のメカニズム

ツララ・スガモレ・落雪の原因

ツララ・スガモレ・落雪が発生するメカニズム
ツララ・スガモレ原因と落雪原因の違い

 ツララやスガモレは、内部の熱が屋根上に積もった雪の下層部を融かし、雪解け水となることが原因で、その雪解け水が水下に向かって徐々に流れ出して行くが、軒先で外気に触れることにより、外気温度が低いために凍結しやすくなる。その状況が繰返されることで軒樋が凍結し始めオーバーフローを起こし樋のツララに発展する。その後、軒先部も樋からの凍み上がり冷気で、凍結してしまう事で後から流れてくる雪解け水は、せき止められてしまいスガモレが発生する。

 落雪は、外気温度が高い時に起きやすく、ツララやスガモレの原因とは少々異なる。雪止め金物を適切に設置していても、その部分が支点となり落雪しやすい状況となる。

 特に原因群の中でも『小屋裏の熱』の対策をすることでツララ・スガモレなどへの影響も軽減され、安心で経済的な冬の暮らしに変えることができる。


積雪状況と屋根の雪害原因

積雪状況と屋根の雪害原因

建物内部の熱

建物内部の暖房時間の長さで落雪のしやすさが異なる

 外部から受ける太陽光などによる熱の条件は同じはずですが、積雪した屋根の雪を見ると、雪が屁まで大きく移動している部分と、比較的移動の少ない部分が見受けられます。

 また、下記のような、未入居住宅やコンクリート建造物での積雪状態は、全面が均一になっており、雪の移動等がありません。

 このことから屋根上の積雪は、建物内部からの熱にも影響されることがはっきりと分かります。

屋根裏の熱が原因で、屋根上の雪害を誘発する

屋根上の雪害を防ぐためには

内部雪害対策:建物の小屋裏熱の断熱対策、外部雪害対策:落雪防止装置の設置